整体やマッサージを受けた後の好転反応とは？

皆さんこんにちは！
今日は整体やマッサージを受けた後に時々起こる、『好転反応』についてお話ししたいと思います。

好転反応という言葉は聞いたことありますのでしょうか？

瞑眩（めんげん）とも呼ばれることがあり、
これは元々東洋医学で使用される言葉です。漢方薬を飲んだあとに起こることもあるそうです。

実はこの瞑眩の方が専門的な言葉になります。

この好転反応は治療後に訪れる反応で、悪い状態から良い状態に向かっている（好転していく）というところから好転反応と呼ばれるようになったそうです。

最近は漢方薬よりも整体やマッサージ後に起こる反応として使われることが増えました。
ではなぜ整体やマッサージ後にそのような反応が起こるのでしょうか？

なぜ起こる？？

 整体は症状の軽減、ストレスの軽減、筋肉の緊張の和らげ、姿勢の改善、そして全体的なリラクゼーションといった効果が期待できます。しかし、整体やマッサージ後一時的に体調が悪くなることがあります。これを「好転反応」と言います。

好転反応とは、体が自己治癒のプロセスに入った証拠で、これは治療が正しく効いているサインでもあります。しかしこの好転反応はすべての人に起こるわけではなくごく一部の割合であり、ある漢方薬などを処方する治療院の報告では0.5％程度と報告されています。治療効果が出ているサインとも言われますが、このサインが出ていなくてもしっかりと治療効果が出ていることが多いので安心してください。

整体院ではもう少し割合が増えることが多い印象ですが、好転反応と揉み返しを勘違いし、揉み返しを好転反応と捉える方もいらっしゃいます。このマッサージなどで起こる揉み返しは体にとってメリットはありませんので注意が必要です。揉み返しは強い刺激などにより、筋肉や骨を痛めることで起こり、体に良い物ではありません。

好転反応の一般的な症状としては、体の重だるさ、軽い頭痛、吐き気、軽い発熱、筋肉痛などがあります。これらは体が有害な毒素を排出しようとしている証拠で、一時的なものであることがほとんどです。

 整体で起こる好転反応は施術によって血流が良くなり、滞っていて老廃物が一気に流れ出し、血流が良くなったことで、体の回復力が高まり一時的重だるさや体の不調を感じることがあるのです。
また整体院で施術を行い悪い状態から良い状態になった際に、その良い状態が普段の体のバランスとは異なるので、体重のかけ方に違和感を感じたり、使わない筋肉を使う為筋肉痛になることがあります。

好転反応が起きている場合は循環が良くなっているので、水分をたくさん取り体を休めることが大切です。

当院の施術は『医学的根拠に基づいた治療』をベースに行い、骨をバキバキ鳴らすなどの危険な施術は一切行いません。その為、安心かつ安全で痛みの少ない施術を行いますので、施術後に起こるお辛さを感じることが非常に少ないです。

まとめ

・好転反応は体が回復する過程で一時的不調になりそこから回復することを言う。
また専門用語では瞑眩（めんげん）。

・好転反応の有無についてはそこまで気にする必要がなく、多くの方が経験せず改善に向かいます。

・揉み返しと勘違いする方もいるので何度も場合は、専門家に相談が必要。

※この記事は一般情報を提供する目的であり、医療アドバイスや診断、治療を提供するものではありません。何か健康上の問題や懸念がある場合はご相談ください。